卒業まで100日、…君を好きになった。

「春川さんは可愛いよ」


「は?」

「ええっ!?」



思いっきり驚いたあたしを、木内さんがじろりと睨んでくる。


すみません! でもだって!

可愛いなんて言われると思ってなかったから!


言われ慣れてもいないし、しかも言ったのが平くんだし……。



「春川さんは、見た目もふわふわしてて可愛いし、中身も可愛い」

「た、平くん……」

「仕草とか考え方とかもいちいち可愛いんだよ」



やめてください!

全然自分のことを言われている気がしなくて居たたまれないし、恥ずかしくて顔が爆発しそうです!


っていうか平くん、何か変なモノ食べた?

食べたよね確実に!


平くんがいきなりこんなことを言うなんて、絶対におかしい。

病気かもしれないと本気で心配になる。



「へえ……。それはわたしが見た目だけで、中身が可愛くなかったって言いたいの?」

「そう聞こえたならそうなんだろ」

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