一級建築士の萌える囁き~ツインソウルはお前だけ~
「それでは、まずは佐和田さんの言い分から聞こうか。公平性を期すために夢谷弁護士と桜坂CEOに立ち会ってもらうことにしたんだ」
続けて言った風太郎に
「公平とは思えませんね。海音さんサイドには道端夫妻に流川さん、佐和山社長の4名が味方についている。これだけでも私には不利な状況だといえますけど?まあ・・・こちらには動かぬ証拠がありますから、私は何も怖くはありませんけどね」
と、佐和田は毒を吐いた。
「証拠とはこれかね?」
風太郎は先日、佐和田が佐和山建設本社に持参した書類の中に入っていた、海音と佐和田の写真を差し出した。
「はい。そうです。必要ならまだ他にも写真がありますよ」
追加で佐和田が差し出した写真は、先月に行われたN学園高等部の同窓会の席で寄り添う海音と佐和田の写真だった。
酔っている佐和田の腰を支える海音との写真はカップルのようにしか見えない。
「この写真は、そこの萌音さんとやらが入社する前の写真です。海音さんは私と結婚するっていってくれました」
佐和田が再生したICレコーダーからは
『ねえ、佐和山くんは結婚するんでしょ。・・・私と』
『ああ、するよ』
「ほらね」
佐和田は得意そうに鼻を鳴らした。
『体の関係を持ったら結婚するのよね?私と』
『ああ、責任はとる』
最後の゛私と゛の部分がやけに小さい声なのが気になるが、萌音は海音を信じたい気持ちと、信じがたい気持ちがない交ぜになって彼の顔を見つめた。
続けて言った風太郎に
「公平とは思えませんね。海音さんサイドには道端夫妻に流川さん、佐和山社長の4名が味方についている。これだけでも私には不利な状況だといえますけど?まあ・・・こちらには動かぬ証拠がありますから、私は何も怖くはありませんけどね」
と、佐和田は毒を吐いた。
「証拠とはこれかね?」
風太郎は先日、佐和田が佐和山建設本社に持参した書類の中に入っていた、海音と佐和田の写真を差し出した。
「はい。そうです。必要ならまだ他にも写真がありますよ」
追加で佐和田が差し出した写真は、先月に行われたN学園高等部の同窓会の席で寄り添う海音と佐和田の写真だった。
酔っている佐和田の腰を支える海音との写真はカップルのようにしか見えない。
「この写真は、そこの萌音さんとやらが入社する前の写真です。海音さんは私と結婚するっていってくれました」
佐和田が再生したICレコーダーからは
『ねえ、佐和山くんは結婚するんでしょ。・・・私と』
『ああ、するよ』
「ほらね」
佐和田は得意そうに鼻を鳴らした。
『体の関係を持ったら結婚するのよね?私と』
『ああ、責任はとる』
最後の゛私と゛の部分がやけに小さい声なのが気になるが、萌音は海音を信じたい気持ちと、信じがたい気持ちがない交ぜになって彼の顔を見つめた。