転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
もともとヴィオラがこの国に人質として送られたのは、イローウェン王国とトロネディア王国の間に起こった国境を争う戦争が理由だ。
ティアンネ妃はもともとトロネディア王国からオストヴァルト帝国に嫁いできた人で、母国との結びつきも強い。
そんな彼女が、なぜ、近年争ったイローウェン王国のザーラに接近するのだろう。
「なんで、ティアンネ妃とザーラが手を結ぶのよ!? というか、なぜ、あなたがそれを知っているの?」
「――オストヴァルト帝国を出発したあと、イローウェン王国に潜伏していたんです」
「待って、ちょっと待って。そんな話私にされても困るわ!」
ヴィオラは慌てて手を振った。これは、どう考えてもヴィオラのところだけにとどめておいていい話ではない。
「……どうして私にその話をしに来たの? リヒャルト様に伝えればいいでしょうに」
「リヒャルト殿下にお伝えしたかったんですが、さすがに満月宮には近寄れなかったんですよね。ヴィオラ様とニイファなら、まだ、庭園でつかまえやすいかと思って」
ティアンネ妃はもともとトロネディア王国からオストヴァルト帝国に嫁いできた人で、母国との結びつきも強い。
そんな彼女が、なぜ、近年争ったイローウェン王国のザーラに接近するのだろう。
「なんで、ティアンネ妃とザーラが手を結ぶのよ!? というか、なぜ、あなたがそれを知っているの?」
「――オストヴァルト帝国を出発したあと、イローウェン王国に潜伏していたんです」
「待って、ちょっと待って。そんな話私にされても困るわ!」
ヴィオラは慌てて手を振った。これは、どう考えてもヴィオラのところだけにとどめておいていい話ではない。
「……どうして私にその話をしに来たの? リヒャルト様に伝えればいいでしょうに」
「リヒャルト殿下にお伝えしたかったんですが、さすがに満月宮には近寄れなかったんですよね。ヴィオラ様とニイファなら、まだ、庭園でつかまえやすいかと思って」