転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「俺にも、よくわかりません――殿下。父に従い、ティアンネ妃に忠誠を誓うのが正しいことだと思っていた時期もありました。しょせん、俺も父も――この国にとってはよそ者です。でも――」
首を横に振って、それから大きく両腕を広げた。芝居じみた大げさな仕草で、セスは深々とため息をつく。
「よくわからないんですよ、本当に。自分でも矛盾してると思います。今だって、ティアンネ妃のために行動しているのは変わらないんですから、なんでここに来てしまったんでしょうね」
「……そうか」
リヒャルトは、セスになんて声をかけるつもりなんだろう。
固唾をのんで次の言葉を待っていたけれど、リヒャルトはそれ以上セスを引き留めようとはしなかった。
小屋の扉が静かに開かれ、セスは姿を消してしまう。
「あの……リヒャルト様?」
リヒャルトは黙り込んだまま。
なにを考えているのかわからない――ヴィオラはそっと手を伸ばし、リヒャルトの上着の裾を掴んだ。
「わ、私……余計なこと、を……?」
首を横に振って、それから大きく両腕を広げた。芝居じみた大げさな仕草で、セスは深々とため息をつく。
「よくわからないんですよ、本当に。自分でも矛盾してると思います。今だって、ティアンネ妃のために行動しているのは変わらないんですから、なんでここに来てしまったんでしょうね」
「……そうか」
リヒャルトは、セスになんて声をかけるつもりなんだろう。
固唾をのんで次の言葉を待っていたけれど、リヒャルトはそれ以上セスを引き留めようとはしなかった。
小屋の扉が静かに開かれ、セスは姿を消してしまう。
「あの……リヒャルト様?」
リヒャルトは黙り込んだまま。
なにを考えているのかわからない――ヴィオラはそっと手を伸ばし、リヒャルトの上着の裾を掴んだ。
「わ、私……余計なこと、を……?」