転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「いえ、いいんです。だって……私としても他人事とは言えないので。ティアンネ妃と手を結んだのは、イローウェン王国の王妃ですから」
一応、リヒャルトには話しておいた方がいいかもしれない。証拠はないし、犯人が今さら見つかるとも思えないけれど。
「それに――この国に私が来た時、盗賊に追われて湖に馬車ごと転落しましたよね。リヒャルト様が助けてくださった時です」
あの時、たまたまリヒャルトがヴィオラを迎えに出てくれていたから、なんとか助かったけれど、それがなければ馬車と一緒に水の底だったかもしれない。
扉の隙間から水がどんどん入ってくる光景を思い出し、ヴィオラはぶるりと身体を震わせる。
「覚えている。犯人がまだ見つからなくて、申し訳ないことを――」
謝罪を口にしかけたリヒャルトを、ヴィオラは手で制した。
「実行犯はわかりませんけど、裏にはザーラがいたと私は思ってるんです。ザーラがティアンネ妃と組んだのは、私に味方してくださっているリヒャルト様を追いやろうとしているからなのかも」
一応、リヒャルトには話しておいた方がいいかもしれない。証拠はないし、犯人が今さら見つかるとも思えないけれど。
「それに――この国に私が来た時、盗賊に追われて湖に馬車ごと転落しましたよね。リヒャルト様が助けてくださった時です」
あの時、たまたまリヒャルトがヴィオラを迎えに出てくれていたから、なんとか助かったけれど、それがなければ馬車と一緒に水の底だったかもしれない。
扉の隙間から水がどんどん入ってくる光景を思い出し、ヴィオラはぶるりと身体を震わせる。
「覚えている。犯人がまだ見つからなくて、申し訳ないことを――」
謝罪を口にしかけたリヒャルトを、ヴィオラは手で制した。
「実行犯はわかりませんけど、裏にはザーラがいたと私は思ってるんです。ザーラがティアンネ妃と組んだのは、私に味方してくださっているリヒャルト様を追いやろうとしているからなのかも」