転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
侍医達も、のんびり養生するのがいいと言って、公務はリヒャルトや他の皇子に任せることが増えてきた。
今、皇帝はほぼ一日自室で過ごしている。
自室とはいえ、寝室にこもりきりというわけではなく、皇帝専用の居間だったり、皇妃専用の居間だったり。時々は談話室に顔を出し、ヴィオラも含めてお茶の時間を楽しむこともあった。
(陛下の病気、なかなかよくならないわね)
満月宮の前にある庭で、ヴィオラはノートを広げて考え込んでいた。皇帝の目を楽しませるような料理は、なにがあるだろうか。
自分に出せるアイディアは、尽きてしまったような気がする。
(うーん、なにかおいしいもの、おいしいもの……)
ベンチに腰掛け、うんうんうなっていたら、ひょっこりノートに影が差した。
「ここにいたのか、探したぞ」
「リヒャルト様――ええと、こちらにどうぞ」
ベンチの真ん中に座っていたので、少しずれて場所を作る。ヴィオラがあけたところに座ったリヒャルトは、深々とため息をついた。
「どうしました?」
今、皇帝はほぼ一日自室で過ごしている。
自室とはいえ、寝室にこもりきりというわけではなく、皇帝専用の居間だったり、皇妃専用の居間だったり。時々は談話室に顔を出し、ヴィオラも含めてお茶の時間を楽しむこともあった。
(陛下の病気、なかなかよくならないわね)
満月宮の前にある庭で、ヴィオラはノートを広げて考え込んでいた。皇帝の目を楽しませるような料理は、なにがあるだろうか。
自分に出せるアイディアは、尽きてしまったような気がする。
(うーん、なにかおいしいもの、おいしいもの……)
ベンチに腰掛け、うんうんうなっていたら、ひょっこりノートに影が差した。
「ここにいたのか、探したぞ」
「リヒャルト様――ええと、こちらにどうぞ」
ベンチの真ん中に座っていたので、少しずれて場所を作る。ヴィオラがあけたところに座ったリヒャルトは、深々とため息をついた。
「どうしました?」