転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
素早く後ろに飛びのいた彼に向け、リヒャルトは下から上へと剣を跳ね上げる。狙ったのは、リンデルトが剣を持つ右手。
リヒャルトの剣は、確かに相手の肉体を捉えた。高い音を立て、リンデルトの剣が床に転がり落ちる。
彼が拾い上げようとするその剣を、リヒャルトは階段の下へと蹴り落とした。
「やれやれ、私も老いましたな。あなたに敗北するとは」
手の甲を切り裂かれたリンデルトは、苦笑交じりにそうつぶやいた。
「俺だって、変わったんだ」
変わりたいと思った。変わらなければならなかった。
自分の大切なものを守るために。
「そうかもしれませんな、殿下――あなたは、たしかに変わったと思いますよ」
降参の証に、両手を前に揃えて差し出したリンデルトは、苦い笑みを浮かべた。血の滴る傷口が痛みを訴えているはずだが、彼はそんな様子などまるで見せない。
「もっと早く動くべきだったのかもしれませんな。それこそ、あなたが成人するより前に」
リヒャルトの剣は、確かに相手の肉体を捉えた。高い音を立て、リンデルトの剣が床に転がり落ちる。
彼が拾い上げようとするその剣を、リヒャルトは階段の下へと蹴り落とした。
「やれやれ、私も老いましたな。あなたに敗北するとは」
手の甲を切り裂かれたリンデルトは、苦笑交じりにそうつぶやいた。
「俺だって、変わったんだ」
変わりたいと思った。変わらなければならなかった。
自分の大切なものを守るために。
「そうかもしれませんな、殿下――あなたは、たしかに変わったと思いますよ」
降参の証に、両手を前に揃えて差し出したリンデルトは、苦い笑みを浮かべた。血の滴る傷口が痛みを訴えているはずだが、彼はそんな様子などまるで見せない。
「もっと早く動くべきだったのかもしれませんな。それこそ、あなたが成人するより前に」