転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
屋敷の中には、リンデルトとイローウェン王国のつながりを示す証拠もあった。
騎士団の中にある取調室にリンデルトを連れて行き、騎士団所属の医師を呼んで治療を受けさせる。リンデルトと一緒に捕えられた者達の治療の手配も行ってから、改めてリンデルトと向き合った。
逃げられないよう、リンデルトは両手を拘束されて椅子に座っている。手を拘束している縄の一端は、椅子の脚に縛り付けられていた。
こちらを見る彼の表情は落ち着きはらったものだ。こうなった以上、助かろうとは思っていないのだろう。
「ザーラと手を組むとは、愚かなことをしたものだ」
「……悪くはないと思ったのですよ。あの女は、ヴィオラ姫に一方的な恨みを持っていた。そこをつけば、とても操りやすい相手でした」
「ヴィオラに?」
「ヴィオラ姫も、恨まれていることには気づいておいででしょう。あの方はとても聡いお方です。成人した女性と話しているのではないかと思うことも多々ありました」
リヒャルトは顎に手をあてて考え込む。
騎士団の中にある取調室にリンデルトを連れて行き、騎士団所属の医師を呼んで治療を受けさせる。リンデルトと一緒に捕えられた者達の治療の手配も行ってから、改めてリンデルトと向き合った。
逃げられないよう、リンデルトは両手を拘束されて椅子に座っている。手を拘束している縄の一端は、椅子の脚に縛り付けられていた。
こちらを見る彼の表情は落ち着きはらったものだ。こうなった以上、助かろうとは思っていないのだろう。
「ザーラと手を組むとは、愚かなことをしたものだ」
「……悪くはないと思ったのですよ。あの女は、ヴィオラ姫に一方的な恨みを持っていた。そこをつけば、とても操りやすい相手でした」
「ヴィオラに?」
「ヴィオラ姫も、恨まれていることには気づいておいででしょう。あの方はとても聡いお方です。成人した女性と話しているのではないかと思うことも多々ありました」
リヒャルトは顎に手をあてて考え込む。