転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ~婚約式はロマンスの始まりですか!?~
「……イローウェン国王、あなたに告げておきたいことがある。それ以外にもそこの女の悪行は、証拠も証人もこちらの手のうちにある。前王妃を暗殺した女の子供が、王位継承権を持っているというのはどうなのだろうな?」
「――干渉されるいわれはない!」
「干渉などしない。この場合、どういう結論が正しいのかをあなたに問いたいだけだ。結論はあなた自身で出すべきだ」
父は苦々しい表情のまま、リヒャルトをじろりとにらみつけた。
「そもそも、今回の婚約、オストヴァルト帝国にはさしたる益もないのは私自身がよく知っている。なにが目的なのですかな?」
(あ、やっぱり気づいてたんだ……)
やはり、父も一国の王ということなのだろう。この問いをリヒャルトにしかけるためだったのかもしれない。
「イローウェン王国の娘を妃に迎えるとはいえ、まだ十二歳。成人してもいない――婚儀は成人後に行うとしても、なぜ、ヴィオラなのだ?」
「それをあなたが問うのか」
「――干渉されるいわれはない!」
「干渉などしない。この場合、どういう結論が正しいのかをあなたに問いたいだけだ。結論はあなた自身で出すべきだ」
父は苦々しい表情のまま、リヒャルトをじろりとにらみつけた。
「そもそも、今回の婚約、オストヴァルト帝国にはさしたる益もないのは私自身がよく知っている。なにが目的なのですかな?」
(あ、やっぱり気づいてたんだ……)
やはり、父も一国の王ということなのだろう。この問いをリヒャルトにしかけるためだったのかもしれない。
「イローウェン王国の娘を妃に迎えるとはいえ、まだ十二歳。成人してもいない――婚儀は成人後に行うとしても、なぜ、ヴィオラなのだ?」
「それをあなたが問うのか」