君と紡ぐ物語は、甘くて愛おしい。
その間、私は飲み物とクッキーを載せるお皿を準備する。
「烏龍茶とプーアル茶、どっちがいい?
…あ、ちなみにどっちも冷たい。ホットが良いなら紅茶もあるけど」
「あぁ…んーとね、じゃあプーアル茶で!」
「やっぱ、駅から歩いてきたし、荷物運んだし…冷たいやつの方が良いよね」
「うん。あと、個人的にプーアル茶好き」
「良かった。ジャスミンティーと麦茶とプーアル茶を大体日替わりで作ってるから、たまたまプーアルデイだったんだ、今日」
「へえ、ラッキー!」
私がノロノロ準備してると、あっという間に繋いじゃう貴哉くん。機械に強いんだな。
「ねえ、ソフトは何やるの?」
「ソフト…ああ、持ってきてなかった。とりあえず対戦タイプのやつ持ってくる」
「了解!」
テーブルにお茶やお皿を置いて、すぐに部屋に向かった。
いやぁ…ソフト持って行くの忘れるってね?
「こんな所ですかね…」
「そういや、翔さんってゲーム強いの?」
「カート系は圧倒的に強いけど、リズムゲームは私の方が断然強い。スポーツ系の色んなの入ってるやつは、競技によるし、なんなら日による」
「あぁ…カート系は僕も強いかな」
「男子はやたら得意だよね。あぁ…あとアレよ。
格闘系のやつは、チートの使い方が妙に腹立つ」
「…翔さん、チート好きそうだもんね」
どんなイメージ抱かれてるんだ、うちの兄は。