君と紡ぐ物語は、甘くて愛おしい。
と、思われたが…7試合目。
「4回勝ったから、ビリはないよね私!」
「そうだな。俺が1勝で、貴哉が2勝か」
「僕が3回全部勝てば1位だよ?」
「それは阻止しなきゃなぁ?」
「そうですな、翔兄さん」
「ちょ…妹尾兄妹で結託しないでよ」
こういう時の協力は凄いんだから!
結果発表!!
妹尾飛鳥…5勝。
妹尾翔…2勝。
十羽貴哉…3勝。
結局翔がビリなんだなー、これが。
「てか待って!私1位ってどういうこと」
「実力だろ」
「翔と対戦してたら強くなったね」
気付けば7時近かった。
「お母さんもお父さんも帰って来ないね」
「あ?LINE見てねーの?家族グループに、2人共残業だって来てたけど」
「ゲームしてて気付かなかった」
てかそもそも、部屋に携帯放置してたわ。
「ねえねえ。そういや、貴哉くん帰らなくて大丈夫?良かったら、うちでご飯食べて行きなよー」
「いいの?…確かに家帰っても、今日は自分で作らなきゃだしなぁ」
ということで、妹尾兄妹と十羽貴哉で…
Let's cook!!