君と紡ぐ物語は、甘くて愛おしい。


なるほど…1人で食べたくないから呼んだのか。

都合が良いんだろうね、ホントに。


「飛鳥ちゃん最近、体調悪い?」

「ん…?」

「うちらとあんまりいないじゃん。
去年とかも、頭痛だの何だのって、1人でご飯食べてる時期あったし」


ああ…そんなこともあったね。
そういうのに気付いてくれるのは、やっぱ女子あるあるなのかな。


「心配してくれてありがと。大丈夫だよ」


確かに、体調悪くて休んでたことも無いってわけじゃないんだけどさ。

そこらの女の子なら、多少体調悪かったって友達と過ごしますよ、きっと。
だけど、体調悪い中頑張ってまで一緒にいるつもりはありませんってことなんですね。

そしてね、その理由を悪用して小説書きながら1人で食べてたり、彼らといたりしましたね。

ここまでよくバレなかったよ。
凜と知愛が一緒にいる所は完璧に把握済みだから、その階を避ければ意外と大丈夫だったって所だろう。


「レナちゃんとか良いよねー、スタイル良くてフォローしてるの。
うちもこういうの載せたいなーって思って、色々写真撮ってみたんだけど、飛鳥ちゃん的にはどれが良いと思う?」

「んえっ?」


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