一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
それから少し立ち話をして、仕事に戻るべく会議室を後にした。
暫く席を離れていた所為で、机の上には書類が溜まっていて慌てて業務に取り組んだ。
少し定時を過ぎてしまったが、どうにか終わり帰る準備をしていると携帯のメッセージが届いた。
そのメッセージを開けると実家にいる弟からで、突然の呼び出しにため息をつく。
「どうしたの?溜息なんてついて。悩み事?それなら久々に今日飲み行かない?2人でっ!」
声の方と視線を向けると同じく帰る準備をしている真由ちゃんと目が合う。
嬉しい誘いだったけど行くことができず、二度目の溜息をつく。
「ごめん。行きたいけど、実家から呼び出しでいけないや。」
「、、実家あんまり行きたくないの?もしかしてあんまり仲良くない、、とか?」
心配な表情を浮かべてくれる真由ちゃんに慌てて声を掛けた。
「違う違うっ!仲はいいよ!!両親は顔を合わせれば早く結婚しなさいって口煩いけどね?両親も若くして結婚したし、すぐ下の弟が結婚早かったから。他の弟達も、ちゃかり可愛い彼女いるみたいだし。私だけこんなだから、いつもその手の話題になっちゃうんだよね。」
「あー、、それは確かにプレッシャーかも。」