一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》



「もういいですよ。それより凄い数の座席ですけど、そんなに重要な会議なんですか?資料を見てもサッパリで。」

「あぁ、アメリカに赴任してたヤツが帰ってくるんだよ。そいつの海外での事業報告だ。凄い新人が現れたって話題だったヤツで、日本に戻ってくるっていうからテッキリそのまま海外事業部に配属だって思ってたけど、まさかの営業らしくてな〜。勿体ないよな〜。」

「あ!その話噂で聞きました。本当だったんですね〜。なんでも栄転とか!!凄いなぁ〜。」

「そうそう。どうしても日本に戻りたかったとかで。向こうからは相当引き止められたらしいけど、その昇進蹴ってまで日本に戻る方を選んだって。俺だったらそのまま残るけどな!」

「そうなんですか!?そんなに日本に帰りたかった理由って余程の事なんでしょうね?」

「、、ここだけの話だけど、結婚する為らしいぞ?」

「えっ!?じゃあずっと遠距離だったんですかね!?!?凄いなぁ〜。もの凄い愛ですね!!」

「なー?」











自分の昇進を蹴ってまで彼女を選ぶなんて、、そんな風に愛されてみたいなと羨ましく思う。





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