一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
私も疲れが溜まってるのかもと、その場でミルクティーの蓋を開けて糖分を補給した。
「はぁ〜、、甘くて美味しい。よしっ!残りも早く終わらせて帰ろっ!!」
彼に買ったコーヒーはポケットに忍ばせ、デスクに戻った。
糖分を補給したお陰か仕事がはかどる。
30分程で今日のノルマが終わり、パソコンの電源を落とした。
バックを持って隣の部署に視線を向けると、相変わらずもぬけの殻の営業課。
外から戻ってきても、デスクに座っていることは殆どなく定時で帰れることも殆どない。
勿論、営業主任である彼も例外ではない。
「お邪魔しま〜す、、。」
無人の営業課に小声で挨拶をしてから中へと足を踏み入れる。
そしてゆっくりと彼のデスクへと向かう。
デスクの上には、大量に書き込まれた資料や付箋が貼られた資料が積み重なっていて今にも崩れそうな量だ。
そんな彼のデスクに先程買った冷えてしまったコーヒーに一言だけメッセージを書いた付箋を貼ってからそっと置いた。
「お邪魔しました。」
一言呟いてから営業課を出て、会社を出た。