一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


2人を追いかけるように立ち上がり、真木さんに声を掛けた。








「真木さん!おめでとうございます!!真由ちゃんの事、宜しくお願いします。」







すると振り返って真由ちゃんを引き寄せ、頭を優しく撫でた。



「こちらこそ、柏木さんには本当に感謝してる。これからは家族ぐるみの付き合いになるだろうから。末永く真由の事を宜しく頼むよ。」

「っ、、はい!」

「それはそうと、、雰囲気からしてそっちの2人も上手くいったみたいだな。ようやく付き合いだしたのか?」

「はい、お陰様でお付き合いする事になりました。でも、、この事は内緒にしていただけますか?」

「騒がれるのは面倒だもんな、、了解。それはそうと良かったな、片瀬。これで少しは片瀬も仕事に集中できるんじゃないか?今までは仕事は、、まぁ人並み以上にはこなしてたけど隣の部署なだけに柏木さんの事が気が気じゃなかったからな?ライバルも多かったし。」






真木さんに話を振られた彼は私の手を取り、少し悲しそうな表情を浮かべた。




『いえ、、これからも俺が紗江さんを追いかけるのは変わりませんよ。何事においても紗江さんは無自覚ですから。でも、そういう所も可愛い所なので仕方ないですね。』

「相変わらずだな。まぁ2人が上手くいって本当に良かったよ。あまり束縛し過ぎるなよ?嫉妬深い男は嫌われるぞ。」

『、、努力します。』




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