一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
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そうして仕事帰りに寄ったのは場所は近くの居酒屋。
真由ちゃんとはよく来ていたこの場所も彼と来たのはこれが初めてだ。
席に着くなり、各々のグラスをぶつける。
「「カンパーイ!」」
「改めてまして、真木さん!真由ちゃん!婚約おめでとうございます。」
「ありがと〜〜!!」
「いやいやめでたいのはお互い様でしょ。本当に良かったな。どういう経緯で付き合えたんだ?」
『全ては川田さんのお陰です。もう川田さんに足を向けて眠る事なんてできそうにないです。』
「あははっ!大袈裟〜!!!足は向けて寝てくれていいから、たまには紗江と飲みに行くのは許して?いくら恋人同士になったのはいえ独り占めはさせないからね〜?仕事の愚痴だってたまには言い合わないとね!!」
『、、え?川田さんは仕事を続けられるんですか?てっきり寿退社かと。』
私も彼と一緒で寿退社するものだと思っていた。
入社当時から隣同士だった真由ちゃん。
慣れない社会人生活も真由ちゃんが居たから頑張れた。
だから結婚と聞いて嬉しかった反面、どうしても真由ちゃんという戦友を失う寂しさもあった。