一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


「相変わらず真由は酒が弱いな。ごめんな2人とも、変な絡み方して。久しぶりに柏木さんと飲みに行けて嬉しかったみたいだ。いつも柏木さんの事気にしてて、柏木さんの話ばかりするんだよ。妬けるくらいに柏木さんの事、好きだからな。」






真木さんは呆れたような顔をしつつも、とても愛おしそうに視線を向けながら代わりに謝ってくれる。







「いいえ、私も真由ちゃんが大好きですから。それにまだ隣で仕事が出来るなんて思っていなかったので素直に嬉しいです。もうご両親へのご挨拶は済んだんですか?」

「いや、まだなんだよ。一応週末に伺おうと思ってる。反対されるんじゃないかって不安だけどな。」

「真木さんみたいな方でもそんな事、思われるんですね。絶対に大丈夫ですよ。だって2人はとってもお似合いですもん。私が保証します!!」

「ははっ!ありがとな。柏木さんにそう言って貰えると少しは自信になるよ。付き合い出したばかりの2人にはまだまだ先の話になるかもしれないけど、いざ結婚の挨拶する時は片瀬は有利だな。柏木さんのご両親とも会ったことあるんだろ?」








真由ちゃんに絡まれてからずっと黙り込んでいた彼に気を遣ってくれたのか真木さんは話を振った。

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