一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
可愛くウインクする真由ちゃんにそう言ってもらえて少し救われる。
確かに真由ちゃんのいうように周りの反応は温かいものだった。
優しく見守ってくれる皆んなの為にも仕事とプライベートはしっかりと分けて、頑張ろうという気待ちにさせる。
「ありがと、、真由ちゃん。私、今まで以上に頑張る!彼だって凄く頑張ってるんだから私も負けないように。」
「そうそう!私も陽介さんに負けないように頑張ろーっと。」
「あ!私、朝一に資料室に行かなきゃだった!」
「あ〜〜?早速ボヤッとしてるなぁ〜?」
「急いで行ってきます!!!」
慌てて立ち上がると2人で笑い合って、それから顔を引き締めて互いの仕事に掛かり始めた。
今朝までモヤモヤしていた気持ちは吹き飛んで見える視界もクリアだ。
だからなのか身体も軽くて仕事が捗る。
週明けでいつも以上の仕事の量も多いが、それも苦に感じることもない。
あっという間に就業時刻になり、片付けをしていると背後に気配を感じた。
振り向くとそこには彼の姿。
「あ、、片瀬くん、お疲れ様。もしかして今から外回り?」
『いいえ、今日の業務は滞りなく終了しましたので迎えに迎えに参りました。』
「っえ!?もう!?!?」