一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
「、、うん。また3人で作ろう!私こそ今まで、、ごめんね?今度からはもっと沢山遊びに来るね!!」
「遊びに来るだなんて、、ここはお姉さんのお家です。だから沢山帰って来てください。もっとお姉さんに色んな事を教えてもらいたいです。」
「そうよ〜。例え紗江がお嫁に行ってもここは貴方の家なんだから〜。あ、もちろん綾ちゃんの家でもあるんだからね?そしてあんまり居ないけど、私の家でもある!!!あ、お父さんもかっ!」
キッチンからリビングを見ると楽しいそうにしている弟達と愛しい彼の様子が見えて、隣には口を大きく開けて笑う母と満面の笑みを浮かべる可愛い妹がいて、、なんだか泣きたくなるくらいに幸せを感じる。
今まで気づかなかった幸せも彼が気づかせてくれた。
リビングとキッチンで目が合うと、これでもかというほど優しく微笑む彼に涙が出そうになる。
まるで〝幸せです〟と言われているような気がして小さく呟く。
「うん、、私も幸せ。」
「え?紗江?なんか言った?」
「ううん!なんでもないっ!!そろそろ弟達がお腹が空いたって騒ぎ出すかも。ペース上げめで行こ〜!!」
「そうですね!お姉さんのご飯は特に美味しいから私までお腹減って来ました〜。」
そう言って笑い合いながらペースを上げながら料理を作っていく。