一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


3人でキッチンに立たったおかげで、沢山の料理がどんどんとダイニングテーブルへと運ばれていく。

テーブルが一杯になる頃には、楽しそうに談笑していた男性陣も待ちきれないと言わんばかりにダイニングテーブルに座っていた。

最後の料理をテーブルへと運んで声を掛けた。










「っよし!!これで最後だよ〜〜!さ、ご飯よそうから各々に取りに来て?」

「待ってました!!飯〜〜!!」

「今日、めちゃくちゃ豪勢じゃね!?」

「あ、言い忘れてたけど今日お父さんも帰ってくるからね。久しぶりに家族全員揃うわね!」

「まぢ?親父帰ってくんの?だからこんなにいつも以上に豪勢なんだ!?」

「こら〜!いつも豪勢でしょーが!!」

『すみません、お手伝いも何もせずに。』









母と弟達が何やら言い合いをしている中、申し訳無さそうな表情を浮かべる彼が最後にキッチンへとやって来て小さく頭を下げた。




「ううん、気にしないで。弟達も相変わらず暁人くん大好きだもん。こっちも久しぶりに沢山料理作れて楽しかった!!」

『えぇ、ずっと見てました。凄く楽しそうに料理している紗江が本当に可愛くて目が離せなくて、、報告もまだお許しも頂いてないのに、もし紗江さんと結婚したらこんなにも幸せな感じなのかと1人妄想に浸ってしまいました。』

「、、暁人くん。」




目を細めて微笑む彼と甘い雰囲気の中、見つめ合っているとダイニングの方から視線を感じて慌てて声を上げた。




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