一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
「っ、、ご、ご飯食べよ!?あ、、でもお父さん待ってた方がいいかな。」
「いいわよ〜。お父さん、どんなに急いでもあと1時間は掛かるだろうし先に食べましょ!!折角の料理が冷めちゃうしね。」
「「「賛成〜!」」」
「ほら!2人とも早く座って〜。」
母に呼ばれて、ダイニングテーブルに向かうとお誕生日席のように真ん中にふた席空けてある。
少し戸惑いながらもそこに腰を掛けて手を合わせた。
「コホンっ!じゃあ今日は久しぶりの家族勢揃いという事でお父さんの代わりにお母さんが。、、いただきます!!」
「「「いただきまーす!!!」」」
一斉に料理に手が伸びて、次々に料理が減っていく。
「うっめ〜〜!!」
「この煮物、絶品だわ。紗江!また腕上げたわね〜。」
「本当に美味しいです!」
「ご飯のおかわりってまだある?」
「あるよ〜。」
「やった!俺早速おかわりしてこよっと。」
美味しそうに平らげていく家族や彼の顔を見るのはとても満たされる。
『美味しいです、紗江さん。』
「うん、大人数で食べるとより美味しいね?おかわりもあるからどんどん食べてね?」
『はい、ありがとうございます。』
あんなにあった料理は30分もかからず、お皿だけになってしまった。
みんなお腹も膨れてリラックスしている。