一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
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そう言って引きずられるように連れて行かれたのは近くにあったラブホテル。
初めて彼と一つになったのもホテルだった。
あの時は私が彼の手を引き入ったが、今回は真逆。
いつものような優しい言葉も仕草も笑みも何もない。
2人の間にあるのは凍る程に冷たい空気。
部屋へと入った途端にベットへと投げ捨てられ、荒々しい彼に少しばかりの恐怖さえ感じた。
ベットの上で組み敷かれ、ようやく彼と向かい合うが一向に目が合わらない。
そんな彼に向かって震える声で語りかける。
「暁人くん、、、一旦、落ち着こう、、?ちゃんと2人で話合おう?」
「、、、。」
必死な訴えにも言葉が返ってくる事はない。
我慢していた涙がボロボロと頬を伝う。
「暁人くんっ!私はっ、、、んんっ!?」
泣きながら声を上げると噛み付くようなキスに言葉を飲み込まれる。
そのまま彼は私に触れた。
とても虚な目で。