一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》

戸惑いながら答えると、何故かホッとした表情をして食事を続けた真由ちゃん。






「真由ちゃんは、、どう、、、思う?」

「どうって適任でしょ?実際にこの人手不足の状況でも紗江のお陰で仕事も円滑に回ってるし、紗江以外に適任はいないと思う。仕事量だって1番多くこなしてるしね。」

「でも〝主任〟なんて私が務まるとは、、。真由ちゃんはそう言ってくれるけど、皆んなはそうじゃないと思う。私が主任になって不満な人も大勢いるよ。」

「なに言ってんの!これは私個人の意見じゃなくて総務課全員の意見だからね!?てかこの話自体も紗江よりも先に皆んなにあったの!誰が適任かって。満場一致で〝紗江〟の一択。皆んな昇進が遅過ぎるくらいだって言ってたよ。」











そんな風に思ってもらっていたなんて全く知らなくて、嬉しくて涙腺が緩んでしまう。




「ちょっとっ、、泣かないでよ!もしかして昇進するの嫌だったの、、?」











突然の涙に真由ちゃんは驚き、困った表情を見せる。










困らせてごめんね。

違うよ。

嫌とかそんなんじゃなくて不安だったの。

昇進の打診があって真っ先に思ったのが本当に私に務まるのかって事で。

でもそれが一瞬で吹き飛んでいって嬉しかったの。



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