一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
真由ちゃんに背中を押す優しく言葉を貰って、俯いていた顔を上げて真っ直ぐに前を見据えた。
「私、頑張ってみる。仕事も恋愛も。」
「うんっ。いつもの紗江に戻ってきたかな。もしツラくてめげそうになったらまたいつでも話聞くよ?だから頑張れっ!!!」
「ありがと、真由ちゃん。」
「あ!もうこんな時間じゃん!?」
「え!?嘘っ!?!?本当だっ!!!!」
真由ちゃんの言葉に慌てて時計を確認すると、午後からの業務時間になっていて2人して急いで庶務課へと戻った。
今は目の前の仕事に集中する。
自分の中で終業時刻の目標を立ててから、山積みの書類に手を伸ばした。