一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


あからさまにガッカリしている真由ちゃんの姿が面白くて思わず笑ってしまう。

一体どういう関係を想像していたのか。




本当に皆んなその手の話題が好きだな〜っと思わずにはいられない。









「ねね、でも向こうはそんな感じじゃなかったじゃない?だって紗江の事、抱き寄せたし!?」

「あれはね〜ただの背比べだよ。」

「は?背比べ?」

「そー。ほら、私って背が高いでしょ?片瀬くんって昔は凄く小さかったから、、なんか目標?みたいな感じだったんじゃないかな。それがいつしか習慣みたいになっちゃって年に一度はああやって背比べするようになったの。彼が大学卒業してからは疎遠だったし、久しぶりに。みたいな?」

「でもあの表情は、そんな感じじゃなかったけどなー、、、。」







どうしてもそっち方向に持っていきたいらしい真由ちゃんは、納得のいかない表情。

そんな真由ちゃんの食事の乗ったトレーを真由ちゃんの目の前にスライドさせる。






「ほら、ご飯食べよ?冷めちゃったよ。」

「うーん、、でもな〜。」






ブツブツと呟きながらも、その後は彼の話題には触れずに食事を終え午後からの業務に戻った。

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