一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》

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「すみませんが、、はい、、暫く休ませます。有給?そうなんですね。、、分かりました。助かります。姉が大変ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。」






電話をしている声が遠くから聞こえる。


感触的に自分が布団の上にいる事は分かるが、身体が重たくて動けない。

それに目も開かない。








話し声が聞こえなくなると次はドアの開く音が聞こえる。


そしてヒタヒタと歩く音が徐々に近づいてきて、ピタリと止まった。










「姉貴、、、。」



声の主が弟だと分かって、必死に目を開ける。







「慎一、、?」

「あぁ、気が付いた?」



慎一と目が合うとホッとした表情を浮かべて、ベットのフチに腰を下ろした。







「私、昨日、、。」

「道端で倒れたんだよ。んで、おぶってここまで連れて帰ってきた。」

「そう、、だったんだ、、、。迷惑掛けてごめんね。」

「てか姉貴、母さんに似てきたんじゃないか?一応、姉貴の会社の方には休むって連絡入れておいたけど、、ずげー心配してたぞ。最近は仕事量も増えてて疲労困憊だったらしいじゃん。有給も全然使ってなくて余り過ぎてるから有給消化にするって上司が言ってた。だから暫く休めって。」



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