一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
今更ながら恥ずかしさもあるけど、言いたい事が言えてスッキリとした気持ちにもなった。
きっと私は、、こうして本音を口に出したかったんだ。
「、、綾ちゃん、聞いてくれてありがと。」
「お姉さんはいつも溜め込みすぎなんですよ。もっと今みたいに口に出していいんです。私は嬉しかったです。きっと皆んなも同じ気持ちですよ。」
「そうかな、、我儘言い過ぎたかも。」
「もっと我儘になっていいですよ。まだ全然足りないくらいなんですから。暁くんの我儘レベルと比べたら比べものになりませんよ!お姉さんの事、必死になって十何年も追いかけ回した癖にいざとなったら怖くなって手放すなんて我儘な子供と同じです!!!本当っ!情けない!!!!」
綾ちゃんに叱られる暁人くんが目に浮かんで笑みが溢れた。
「ふふっ、、私の知らない暁人くんの姿だなぁ〜。学生の暁人くんってどんな感じだったの?」
「真面目で見た目もイイからそれなりにモテてましたけど、女の子には素っ気なくて。」
「うん。」
「他人に興味がない感じですかね。でもお姉さんの話が話題に上がるとすぐさま横槍入れてて。私も慎ちゃんも苦笑いでしたよ。」