一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
「横槍って?」
「、、もう時効だと思うので話しますけど、お姉さんって年下からめちゃくちゃ人気あって。特に慎ちゃんの友達はお姉さんの事、好きな子が結構いたんですよ。明るくて美人だし優しいし料理美味しいし。だからお姉さんの話になると、暁くんがその度に嘘のデマとか流してて。」
「どんなデマ?」
「彼女には年上の恋人がいるから無理だとか年下には微塵も興味ないから諦めた方がいいとか。確かに年下には興味なかったとは思うんですけど、恋人はいらっしゃらなかった時期でしたし。あと慎ちゃんから言われませんでした?〝年上の恋人の方が合ってる〟って。それとか定期的に恋人がいるか聞かれてませんでした?」
「、、言われてたし、聞かれてた。まさかそれって、、?」
「全部暁くんの差金なんですよ。それに高校生になったくらいから慎ちゃんの友達って暁くんしか家に遊びに来なくなりませんでした?あれも暁人くんの仕業です。お姉さんを好きな男子をことごとく潰していって恋人が作りにくくしてました。そんな事しなかったらお姉さんは私達よりも先に結婚して幸せな家庭を築いてました。」
私の知らない驚きの話に戸惑ってしまう。