一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
すると普段あまり何も言わない次男が深い溜息をついた。
「あのさ、、いい加減に自覚したがいいよ。ちなみにこれが初めてじゃないから。俺が学生の頃もいつも1人分多かった。誰の分かなんて分かるよな、、?ねーちゃんの中で暁兄はずっと前から〝家族〟だったんだろ?俺らにとってもそうだ。だからこんな別れ方、俺は納得できない。」
「そっ、、んな事言われても、、、。」
「ねーちゃんの性格的にどうせ別れ話をされて時も素直に頷いてきたんだろ?」
「、、暁人くんが過去と戦って前に向いて歩んでるのに私なんかが邪魔できないから。」
「じゃあ、ねーちゃんの幸せは?諦めんの?寧ろ諦められんの?」
責めるような言い方に俯く。
すると弟が珍しく声を荒げた。
「いつまでウジウジしてんだよ!?そんなんねーちゃんらしくねーよ!!!!俺はっ!!暁兄の事情とかそんなん関係ない。ねーちゃんの幸せしか望んでねーから!!!」
そう言うと立ち上がり、リビングから出て行ってしまった。
気まずい空気だけがリビングに漂う。
すると慎一以外の弟達も次々と立ち上がり、呟いた。