一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
同じ歳と年下相手にも相変わらずの敬語で、そういう所は昔から変わってない。
会話の内容はよく分からなかったが、楽しそうにしている彼を見て連れてきて良かったと思う。
そうこうしている間に料理も出来上がり、リビングへと声を掛ける。
「もうすぐご飯出来るよ〜。」
するとその掛け声に反応した彼が1番に立ち上がり、こちらへと向かって来た。
『っ会話に夢中になってしまってすみません。手伝います。』
「ありがとう。じゃあこれをダイニングテーブルに運んでくれる?それを運び終わったらもう座ってて?ご飯よそってくるから。」
『、、本当に、何から何まですみません。』
「気にしすぎだよ。昔もよくこうして皆んなで過ごしてたでしょ?それに暁人君はいつも1番に手伝いにきてくれてたし。、、なんだか懐かしいなぁって思って。」
『、、ご迷惑じゃないですか?』
「楽しいよ!ほらっ!!ご飯にしよう?」
未だに気にしている彼に笑いかけると、手に持っていた料理を突然キッチンのカウンターに置いて私の後ろへとまわった。
そしてそのまま後ろから抱き寄せられた。