一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


同じ歳と年下相手にも相変わらずの敬語で、そういう所は昔から変わってない。


会話の内容はよく分からなかったが、楽しそうにしている彼を見て連れてきて良かったと思う。










そうこうしている間に料理も出来上がり、リビングへと声を掛ける。



「もうすぐご飯出来るよ〜。」




するとその掛け声に反応した彼が1番に立ち上がり、こちらへと向かって来た。








『っ会話に夢中になってしまってすみません。手伝います。』

「ありがとう。じゃあこれをダイニングテーブルに運んでくれる?それを運び終わったらもう座ってて?ご飯よそってくるから。」

『、、本当に、何から何まですみません。』

「気にしすぎだよ。昔もよくこうして皆んなで過ごしてたでしょ?それに暁人君はいつも1番に手伝いにきてくれてたし。、、なんだか懐かしいなぁって思って。」

『、、ご迷惑じゃないですか?』

「楽しいよ!ほらっ!!ご飯にしよう?」









未だに気にしている彼に笑いかけると、手に持っていた料理を突然キッチンのカウンターに置いて私の後ろへとまわった。

そしてそのまま後ろから抱き寄せられた。



< 44 / 456 >

この作品をシェア

pagetop