一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》




すると彼の方へと大きく引き寄せられ抱きしめられた。


今度は緩まる事のない強い力で。








































『、、っ本当は離したくないっ、、!自分が幸せになる事を諦めたくない!!!!!』

「うんっ、、うんっ、、!」

『だからといって今この場所から逃げる事もしたくない!!!!俺と紗江さんが結ばれない運命だったとしても、、貴方にツラい思いをさせてしまうとしても、世界中の人達に反対されようとも恨まれようとも俺はっ、、!紗江さんと共に生きて生きたいんですっ、、、!!!!!』

「うん、、!」
















ずっと聞きたかった彼の〝本音〟が胸に響いて、冷えた心をじんわりと温めていく。



皆んなもこんな気持ちだったのかな、、。










勇気を出して口にした我儘をこんな気持ちで聞いてくれていたのかな。











我儘を言えばきっと呆れられて、幻滅されて、嫌な思いをさせてしまうのだとばかり思っていた。








だからずっと言えなかったし、知らなかった。
















こちら側がこんな嬉しい気持ちになるなんて。












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