一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


縋り付くように強い力で抱きしめられた身体。


それと同じように彼の身体に腕を回して強い力で抱きしめ返した。








愛しいとか好きとかそんか言葉ではこの今の気持ちを伝える事ができない。



、、、こういうのを何と言ったかな。














そんな事を考えていると彼が耳元で呟いた。







『、、〝好き〟だという言葉ではもう足りないんです。』
















私が考えいた事を口にした彼に驚いて彼を見上げる。



すると私の視線に気づいた彼と目が合う。









すると彼は眉を下げ、今にも泣きそうな表情を浮かべながら口角を上げた。































『愛しているんです、、紗江さんの事を。この世界の誰よりも。』






























何故かその言葉が胸にストンと嵌った。





















あぁ、、そうか。






これが〝愛している〟という事なのか。

















私は目の前にいる真面目で純粋で、、それでいて歳下な彼を、、愛しているんだ。







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