一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
そうと分かると一瞬で胸の騒めきが消えて、この感情が愛おしくて嬉しくて泣きたくなるような気持ちになった。
きっと今、私も彼と同じような表情をしている。
だからからか、彼はふと視線を逸らした。
この想いを伝えれば、きっと困らせてしまう。
それでも伝えずにはいられない。
貴方がくれたモノだから。
視線を逸らした彼を真っ直ぐに見つめて素直な気持ちを口にする。
「私も暁人くんを愛してる。だから、、私は大丈夫だよ。」
『え、、?それはどういう、、、?』
顔を真っ赤にして戸惑いを見せる彼に、私は畳み掛けるように笑顔で言葉を続けた。
「暁人くんも知ってる通り、私は弱くないよ?きっと、、大変な事もツラい事も沢山あると思う。でも2人なら、暁人くんが側で、、隣で笑ってくれるなら大丈夫だよ。っ、、だから私とっ、、!?」
そう言いかけた時に彼の大きな手で口を塞がれた。