一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》

久しぶりに向こうの同僚達や彼の親族達にも会う事ができ、式の待機中に友人や私の親族など様々な人が変わる変わるにお祝いの言葉と共に会いに来てくれた。




それから結婚に至るまでに時間がかかり過ぎだと不満な表情を浮かべる私の家族ですら式前にここへ会いに来た。












それなのにまだ会えてない人物が1人いる。













楽しみはとっておきたいからとの彼の提案で式の本番まで会わない事になっている。


その事がこんなにも私をソワソワさせる。


















「お時間になりましたのでチャペルへとご移動をお願い致します。」

「あら、もうそんな時間?じゃあ私も戻らなきゃ‼︎じゃあまた後でね?沢山写真撮るから最高な笑顔でカメラ目線頂戴よ?」

「ふふっ、、ありがと。」










そういうと真由ちゃんはパタパタと部屋から足早に出て行った。


独りになった途端、心拍が急に上がっていくのがわかる。








「では参りましょう。」

「、、はい。」







アテンダーさんの言葉に立ち上がり、ゆっくりとチャペルへと向かっていく。


入り口には父が立っていて、普段のらりくらりと生きている父がいつになく緊張している表情に笑みが溢れた。

< 450 / 456 >

この作品をシェア

pagetop