一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
「お姉さんの方がモテモテだったじゃないですか!特に後輩から!!、、っもしかして気づいてないんですか、、?」
「気づかないも何も、、告白された事だってないんだよ?そんな私がモテてた訳ないでしょー。いいの!!青春時代は部活に捧げたからー。」
「え?!でも私達の同級生でも有名でしたよ!?慎ちゃんのお姉さんは凄く美人な上に優しいって!!私も初めてお姉さんに会った時、本当に噂通りで感動しましたもん!!、、でも物凄い年上でお金持ちで長身イケメンの結婚間近の彼氏がいるから年下なんか興味ないって、、周りには慎ちゃんが言ってて、、っんんっ、、!?」
「、、余計な事言わないでいいから。俺だって好きで言ってた訳じゃないから。」
少し離れた所にいた慎一が珍しく慌てたように綾ちゃんに駆け寄ってきて、口を手で押さえた。
「それってど『紗江さん、晩御飯ご馳走さまでした。とっても美味しくて柄にもなくおかわりしてしまいました。でもご安心下さい。紗江さんの分はちゃんと確保してました。今丁度温め直したので座って下さい。』
慎一にその謎の真相を確かめようとした瞬間、キッチンの方にいた彼から言葉を被され目の前に食事を置かれた。