一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


「何も、、ない、、、?」

「うん、何も。その日は食材の荷物を持ってもらったお礼に夕飯はご馳走したけど、本当にそれだけ。確かに告白はされた、、のかな?でもほら日本に戻ってきて心細かったみたいで、それで思ってもないこと言っちゃった?みたいな?」

「はぁ〜!?!?だって彼言ってたじゃん!!〝ずっと好きでした〟って!しかも〝結婚を前提に俺の恋人になって下さい〟ってあの若さでそんなの冗談なんかじゃ言えないでしょ!?」

「慣れない生活で情緒不安定なんだよ、きっと。海外からスタートだった彼には同期もいないでしょ?知り合いだって私しかいないから。さっきも少し落ち込んでたよ。だから彼がここに馴染めるようになるまでは気にかけてあげないと。」

「、、、それ、本気で言ってる?」

「うん?」









首を傾げながら頷くと、隣から大きい溜息が聞こえ項垂れてしまった真由ちゃん。




「真由ちゃん?」

「はぁ〜、、。確かに恋愛に対して疎いとこはあるなーっては思ってたけど、ここまでとは思ってなかった。、、彼が気の毒だよ。」

「うん!そうでしょ?だから真由ちゃんも良かったら話しかけてあげて?きっと喜ぶから!」




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