一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》
少しでも多くの知り合いが出来れば彼も仕事に集中できるだろう。
それに真由ちゃんは誰もが知る庶務課のマドンナ。
男女ともに知り合いも多い彼女に頼んでおけば間違いないし、彼女の恋人は同じ営業で彼にとっては直属の上司だ。
「それと営業課長の真木さんにもお願いしてもらってもいい、、?真由ちゃんからのお願いだったらきっと真木さんも気にかけてくれると思うから。」
「うん、、なんかもう話噛み合ってるようで全く噛み合ってないけど了解。陽介さんにも言っとく。このままじゃ彼が可愛そうだから。陽介さんもなんだかんだで紗江の為ならアシストとかしてくれそうだし。私もくっついてくれたら嬉しいし!」
「ありがとうっ!これで少しは彼も心細くなるなるといいんだけど。あ、もう時間だ。席に戻ろっ!!」
真由ちゃんの有難い言葉に安心する。
これで彼の置かれる現状も少しはよくなるといいのだけれど思いながら、真由ちゃんの手を引き庶務課へと戻った。
隣で何故か微妙な表情を浮かべる真由ちゃんだったが、こっそりと携帯で誰かしらに連絡を入れるとニンマリ笑って仕事に取り掛かったのだった。