一途な彼は真面目で純粋で歳下で。《完結》


席に着くと2人が楽しそうに会話を始めた。





「スマートだよね〜彼。普通だったらあれで落ちるんだけどな〜。」

「本当、男の俺から見ても嫌味がなくて好感度は高いな。営業としては久しぶりの逸材だよ。少し話し方が堅いけど、誰にでもそうみたいだし敬語で話すのは癖なんだろうな。」

「嫌味がない感じでいい!!」

「あの見た目と若さで〝主任〟なんていうから、アメリカ帰りの相当思い上がりで鼻に付くヤツかと思ったけど仕事は丁寧で真面目。それでいて礼儀も正しい。男としては文句無しだけどな。」

「ね!そうでしょう?!それなのに、、紗江ときたら。」

「、、、っえ?!私?!?!」










急に話を振られて戸惑っていると、真木さんが困ったように笑った。





「真由から聞いたよ?今やこの会社で知らない人間なんていないと思うけど、片瀬から結婚を迫られてるんだって?上司としてはオススメな男だと思うけど。実際はどうなの?」

「知らない人間がいないだなんて大袈裟ですよっ!それに話がだいぶ大袈裟になってます!!迫られてるなんて!ただ、昔からの知り合いで。彼も昔から懐いてくれてたというか、、。」


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