マスクの最強少女



「それ、本物…?」


「本物ですよ!笑
これ持っててください」

と、氷の塊を渡されたが


「つっめた!」


まぁ凍ってるから当たり前なんだけど…

すると両手を掴まれ


「effacer “消去”。どうですか?」


「冷たく…ない、」

離された手は、組めたいとは全く感じなかった

何だこれ…


「ではそのままで。restauration “修復”」

タンクに手をかざし直すと、えぐり取られていた部分が元に戻っていた

神代さんがパチンッと指を鳴らす


「えぇ!?冷たっ!?」


「その氷貰います」

どうやら、冷たくなくなる呪文を説いた様で…
一気に手のひらがキンキンに冷え出した


「では、ここからが本番です」

俺から受け取った塊を高い天井めがけて投げる

いや、落ちる落ちる!


「arrêter “ストップ”
crash “粉砕”」

丁度俺の頭上と天井の間で停止し、たくさんの氷の粒に砕けている


< 103 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop