マスクの最強少女
普通じゃなかったのはそのガーゼくらいで、神代さんはいつも通り元気な様子
あっという間にお昼が過ぎた。次は移動教室だな
「海人〜神代さん行こう〜?」
「おう」
「あ、私携帯探してから行くので、先言っててください!」
ついに移動教室も一緒に行き出した圭人。振られてあからさまに残念がる。笑
「ここいっつも汚ねぇよな…」
「理科室ってこんなもんじゃない?」
錆びたり剥がれた椅子に座り、先生と神代さんを待つ
「…なぁ、遅くない?」
「ちょっと遅いな」
あと数秒でチャイムがなるって言うのにまだ来ない
「おーい宮本。神代どこ行った?」
「えー、知らないっすよ」
「お前探して来いよ!生徒会長だろ?」
…うん、なんかそう言われる気がしてた。
「…はいはい」
圭人に「ずるい!」と視線を向けられながら、渋々教室に向かう
まだ携帯探してんのか?
「神代さ〜ん、まだいる〜?」
ガラガラッとドアを開けると
俺は動きが止まってしまった