愛され秘書の結婚事情*AFTER
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翌日のサブマリン本社では、またしても珍客のあった常務秘書、佐々田七緒の話題でもちきりになった。
「知ってる? 昨日受付に来た外国人の話」
「聞いた聞いた。佐々田さんを訪ねて来たんでしょ?」
「すっごく背の高いイケメンだったって」
「ていうかその外国人、ハリーって名前らしいのよ」
「え! じゃあイニシャルがHじゃない!」
「そうよー。なんか常務が応対して、穏便にお帰りいただいたみたいだけどね」
「じゃあ佐々田さんが婚約したのって、その外国人なの?」
「うん。桐矢常務のお母様の名前も出したそうだし、どうやらそっち繋がりでの関係っぽいわね」
「えー、じゃあ佐々田さんって、桐矢常務のお母様の紹介で、そのイケメン外国人と知り合ったってこと?」
「そうだと思うけど。それに相手がアメリカ人なら、エンゲージリングがティファニーなのもいかにもじゃない?」
「けど受付の子たちに聞いたけど、かなり訛りの強い英語らしかったわよ。佐々田さんて英語話せるの?」
「秘書室勤務は英会話必須じゃなかったっけ? 話せるんじゃないの」
「そっかぁ。あー、私は無理だー。ディスイズアペンで英語力が止まってるもん」
「それ、英会話以前の問題じゃない?」
「あははっ。確かにーーー」
翌日のサブマリン本社では、またしても珍客のあった常務秘書、佐々田七緒の話題でもちきりになった。
「知ってる? 昨日受付に来た外国人の話」
「聞いた聞いた。佐々田さんを訪ねて来たんでしょ?」
「すっごく背の高いイケメンだったって」
「ていうかその外国人、ハリーって名前らしいのよ」
「え! じゃあイニシャルがHじゃない!」
「そうよー。なんか常務が応対して、穏便にお帰りいただいたみたいだけどね」
「じゃあ佐々田さんが婚約したのって、その外国人なの?」
「うん。桐矢常務のお母様の名前も出したそうだし、どうやらそっち繋がりでの関係っぽいわね」
「えー、じゃあ佐々田さんって、桐矢常務のお母様の紹介で、そのイケメン外国人と知り合ったってこと?」
「そうだと思うけど。それに相手がアメリカ人なら、エンゲージリングがティファニーなのもいかにもじゃない?」
「けど受付の子たちに聞いたけど、かなり訛りの強い英語らしかったわよ。佐々田さんて英語話せるの?」
「秘書室勤務は英会話必須じゃなかったっけ? 話せるんじゃないの」
「そっかぁ。あー、私は無理だー。ディスイズアペンで英語力が止まってるもん」
「それ、英会話以前の問題じゃない?」
「あははっ。確かにーーー」