これは恋ですか。
「弁護士先生がいて、学生時代の恩師がいて、何より一条専務がいるこの場は、最高のシチュエーションだと思うけど?

華子、俺たちも結婚するぞ。
専務の後、すぐがいい。
専務のお子さんと同級生になる子供が欲しいから」

大和がいい直した言葉。

それで改めて言われた言葉の意味を理解する。


結婚って。

私たちなの?

ちょっと待って。
付き合い始めたのは今日、だよね。
それがいきなり、結婚?
しかも、理由は、副社長のお子さんと同級生の子供が欲しいから?


「わからない。
大和の発想がわからない。
それ、私が断るって、思ってないよね?」


「断られても諦めない。
国宝級の鈍感娘と、誰もが認める変わり者。
互いに補っていけば、上手く作用して大きな力になるはずだ。

それに、華子、言ったよな。

変人はお父さんで免疫あると。
大変さも、理解してもらえない苦しさもわかっている。
だからせめて家族だけは、お父さんのことわかってあげなくちゃ、と 言われて育ってきたと。

それを聞いて、変わり者の俺のことをわかってくれる華子は、俺と家族になってくれるって思ったぞ。


桜木先生と俺たちと。
一条専務の描く未来の青写真を実現する為に、一致団結だ」
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