これは恋ですか。
「え、私!?
私、何にもしてないから、そんな…」

「あら、手伝ってくれたでしょ?
それに、こういうのってプロに頼むとものすごい金額要求されるのよ。
高い割に効果が無い時もあるし。
それを考えたら、華子ちゃんの服くらい、好きなだけあげるわよ〜。
なんなら、今度のパーティ用ドレス作ってあげるわ!」

「え、ホントですか?
ジュンさんが作ってくれるなんて、夢みたい!!
大和、ありがと!」


「そんなに、うれしいの?
ジュンさんって、やっぱりすごいんだな、華子がこんなに喜ぶなんて思わなかった」


すっかり元の大和に戻ってる。


「すごいのは、大和もよ。
どうしてこんなことが出来るの?」


「あぁ、前に勤めていた会社で、開発部から販売促進部に異動になって、そこでインテリアを勉強した。だけど俺のアイデアって軒並み反対されてさ。ちゃんと計算の上では、上手く行くはずなのに」


「まぁ、頭固いやつらには、大和の発想は受け入れられないでしょうね。
固定観念やルールにとらわれ過ぎない。それこそが大和の一番いいところよ」


ジュンさんの言葉が、ストンと私の胸に落ちた。

そうですね。
ジュンさんの言う通り。

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