これは恋ですか。
大学を卒業して、俺は実家の「COOGA」の後継者として、系列の会社に勤め始めた。

一方、大和は熱望されて、技術者として大手の企業に就職する。

生まれて初めて、俺たちは別々の道を歩むことになった。


だけど、別れて、すぐに歯車が狂いだす。


企業は、大和をもてあます。
大和の才能を引き出すことも出来ず、周囲とのコミニュケーションが取れないことで、あいつは一人孤立していった。

俺は、大和のいない右側の寂しさをまぎらわす為に、幾人かの女の子と付き合ってみたけれど、寂しさは埋まらない。


大和の世話をすることが、俺の生きる意義の一つだったと痛感した。
大和のことは、俺が一番わかっている。
アイツを守れるのは、俺だけ。


落ち込む大和をCOOGAに引き入れた。

だけど、大和は、創業者一族と扱われるのを嫌った。
好きに出来なくて、うっとおしいと。


また、息抜きのつもりで何人か女の子も紹介してみた。

だが、女の子にも、興味が湧かなかったらしい。
女の子のカラダに興味は湧かなかったのか聞いたが、『声がうるさかった』とだけ答えた。


< 136 / 140 >

この作品をシェア

pagetop