これは恋ですか。
あ、先生が行っちゃう!

「先生、うちの父って、すごく変わってたでしょう?気難しくて。
あの父の助手を務めたなんて、先生を尊敬します。

ぜひ、お話してみたいんです。
先生のこと、知りたいな。
ね?一緒にご飯、行きましょう?」

「あの、えっと…」


困ったような顔でいいよどむ桜木先生。
ちょっとしつこいかな。
それでも、これは先生とお話する大きなチャンス!

と、そこへ、不意に声が降ってきた。


「俺は久しぶりに、寿司利久へ行きたい」


この声は…副社長。
さわやかな笑顔、まぶしいです。


「副社長!お疲れ様です。
では、寿司利久、すぐに予約しますね」



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