これは恋ですか。
「…そんなこと、言ってもらえたのは初めてだ。
嬉しいよ、桜木先生。

でも、一つだけ、違うんだな。

俺の研究は、全て『一条』の為だ。
専務の戦いの最強の武器となるべく、俺は日々考えている。
俺の生み出した成果は、俺の子供達は、全て一条専務の為になるように。

まてよ。子供達…。

そうか…」


あら。
大和が考え事を始めてしまった。
話が途中だから、桜木先生が困ってる。


「あぁ、いいよ、いぶき。久我のことはほっといて。

たぶん、嬉しいはずだ。
今まで、自由に研究出来なかったり、成果を横取りされたり、コイツこう見えて苦労してきたんだ。
コイツは、これからの一条の大事なキーマンだ。

守ってやってくれ」


「わかってる。
全て『一条』の為だなんて。

最高じゃない、拓人。
世界を相手に戦って、最高の未来を掴む為の最高の仲間。

OK。任せて。

あぁ、早く仕事がしたい。
もどかしいわ。早く治らないかしら」








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