婚約破棄するはずが冷徹御曹司から溺愛宣言されました
「少し離れたところに行くから」
「近くに映画館ありませんでしたっけ?」
「あるけど」
あるけど、行きたい映画館があるのね。別に時間はたっぷりあるし連れて行ってもらう側なので場所はどこでもいい。
「どこなのか楽しみです」
「一時間もかからないけど、眠たくなったら寝ていいから」
「ありがとうございます。でもいっぱい寝たので眠たくはありませんよ」
車には詳しくなくても磨き上げられた立派な外観や高級感溢れる内装で、この車がいいものだとは分かる。
座り心地のいいシートに背を預けて、新さんに選んでもらったギンガムチェックのワンピースの裾を直す。
大人な彼の横に並ぶには幼い印象になるのではないかと正直に不安を打ち明けたら、自分に似合う服を身に着けるべきだと説明を受けた。
言われるがまま足元とバッグを上品なものにしたのだが、服の可愛らしさを中和して綺麗な印象にまとまっている。
「新さんは本当にセンスがありますよね。今日の服も素敵だし。私もこうして選んでもらって嬉しいです。でも自分でコーディネートできるようにならないといけないですよね」
あははっと笑うと、真っ直ぐ前を向いて運転をしていた顔がちらっと視線だけよこす。
「茉莉子が構わないのなら俺は選んであげたいけど」
驚いて目を丸くする。
「近くに映画館ありませんでしたっけ?」
「あるけど」
あるけど、行きたい映画館があるのね。別に時間はたっぷりあるし連れて行ってもらう側なので場所はどこでもいい。
「どこなのか楽しみです」
「一時間もかからないけど、眠たくなったら寝ていいから」
「ありがとうございます。でもいっぱい寝たので眠たくはありませんよ」
車には詳しくなくても磨き上げられた立派な外観や高級感溢れる内装で、この車がいいものだとは分かる。
座り心地のいいシートに背を預けて、新さんに選んでもらったギンガムチェックのワンピースの裾を直す。
大人な彼の横に並ぶには幼い印象になるのではないかと正直に不安を打ち明けたら、自分に似合う服を身に着けるべきだと説明を受けた。
言われるがまま足元とバッグを上品なものにしたのだが、服の可愛らしさを中和して綺麗な印象にまとまっている。
「新さんは本当にセンスがありますよね。今日の服も素敵だし。私もこうして選んでもらって嬉しいです。でも自分でコーディネートできるようにならないといけないですよね」
あははっと笑うと、真っ直ぐ前を向いて運転をしていた顔がちらっと視線だけよこす。
「茉莉子が構わないのなら俺は選んであげたいけど」
驚いて目を丸くする。