見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「そういう顔をされると放っておけなくなるから」
手を離してソッポを向く彼の言っている意味が分からない。
彼の理想は我慢強くて前向きな人だと言っていたくせに、こんな俯きがちな性格の私を、「放っておけなくなる」というのはどういうことだろう?
(同情?それとも、ただのお節介?)
分からないけれど、こんな気分のまま二人だけでいるのは辛い。
早く下へ降りて一人になりたい。
その方が、どれだけ楽か知れない。
副社長の言葉に返事もせず、じっと上を向き、降下していく数字を見た。
なるべく彼を視界に収めないようにして、意識して上を向いていた。
1の数字が明るく灯り、ポン…と優しい音が響いて目の前の扉が左右に開く。
今だ!…とばかりに駆け下りそうになる私を捕まえたのは、ボタンの横に佇んでいた副社長で__。
「神野」
名前を呼ばれ、えっ!…とまた驚く。
これまでは、「あんた」としか呼ばれていなかったのに、急に何故?…と疑問が浮かぶ。
呆然としたまま彼を見遣った。
副社長は私の視線を受けると、逸らすように目線を外し、手を握ったまま小さな声でこう言った。
手を離してソッポを向く彼の言っている意味が分からない。
彼の理想は我慢強くて前向きな人だと言っていたくせに、こんな俯きがちな性格の私を、「放っておけなくなる」というのはどういうことだろう?
(同情?それとも、ただのお節介?)
分からないけれど、こんな気分のまま二人だけでいるのは辛い。
早く下へ降りて一人になりたい。
その方が、どれだけ楽か知れない。
副社長の言葉に返事もせず、じっと上を向き、降下していく数字を見た。
なるべく彼を視界に収めないようにして、意識して上を向いていた。
1の数字が明るく灯り、ポン…と優しい音が響いて目の前の扉が左右に開く。
今だ!…とばかりに駆け下りそうになる私を捕まえたのは、ボタンの横に佇んでいた副社長で__。
「神野」
名前を呼ばれ、えっ!…とまた驚く。
これまでは、「あんた」としか呼ばれていなかったのに、急に何故?…と疑問が浮かぶ。
呆然としたまま彼を見遣った。
副社長は私の視線を受けると、逸らすように目線を外し、手を握ったまま小さな声でこう言った。