見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「そうだな、ココアがいいな」
砂糖は少なめでビターで頼む、と言うと、店員はニコッと微笑み、かしこまりました…と請け負う。
「神野もそれでいいか?」
目線を向けられ、ドキッとして頷くしかなかった。
菖さんと会った時に、複雑な気持ちを抱えていたのは、私よりもむしろ副社長だったのだ…と悟ったからだ。
店員は一礼してドアを閉める。
パタン…とドアが閉まると安堵したのか、副社長はデザートの皿に手をつけて食べ始めた。
つられて私も食べだした。
濃厚なチーズケーキはしっとりしていて、後味はさっぱりで不思議な食感だった。
食べ終えた頃、ビターなココアが運ばれてきた。
副社長は店員に「ありがとう」とお礼を言い、カップを手にすると飲み始める。
「……このココアと、同じだと思うんだよ」
そう言うと私に目を向ける。
意味の分からない私は首を傾げ、それを見て彼は笑った。
「一見すると、『甘い』って思うだろ。でも、実際に味わってみると甘くもなくて、ただ香りだけが甘く漂っているだけなんだ。
砂糖は少なめでビターで頼む、と言うと、店員はニコッと微笑み、かしこまりました…と請け負う。
「神野もそれでいいか?」
目線を向けられ、ドキッとして頷くしかなかった。
菖さんと会った時に、複雑な気持ちを抱えていたのは、私よりもむしろ副社長だったのだ…と悟ったからだ。
店員は一礼してドアを閉める。
パタン…とドアが閉まると安堵したのか、副社長はデザートの皿に手をつけて食べ始めた。
つられて私も食べだした。
濃厚なチーズケーキはしっとりしていて、後味はさっぱりで不思議な食感だった。
食べ終えた頃、ビターなココアが運ばれてきた。
副社長は店員に「ありがとう」とお礼を言い、カップを手にすると飲み始める。
「……このココアと、同じだと思うんだよ」
そう言うと私に目を向ける。
意味の分からない私は首を傾げ、それを見て彼は笑った。
「一見すると、『甘い』って思うだろ。でも、実際に味わってみると甘くもなくて、ただ香りだけが甘く漂っているだけなんだ。